商品名キーワードと、関連キーワードによって、広告文の書き方は全く違います。
広告文の正しい書き方を理解していないと、そもそも広告がクリックされませんので、いくらあなたの作るサイトの出来が良くても見てもらえません。
それほど難しいところではないので、しっかりマスターして下さい。
では、早速それぞれの書き方の違いを説明していきます。
商品名キーワードの場合の広告文の書き方
商品名で検索する人は、すでに商品の事をよく知っていて買う寸前です。
広告文には、あなたの探している商品はここにありますよというアピールが必要になります。
それは、当然、「商品名」です。
さらに、もうひとつ必要な要素は、「差別化」です。
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など、他のライバル広告ではアピールしていない部分をわかりやすく目立たせることが、差別化につながります。
ですので、ライバルがどのような広告文を使っているかによって、多少、自分の広告を変化させる必要があります。
ライバル広告をまるで見ない人もいますが、このような、ちょっとした事の積み重ねが、結果の違いとなって大きく表れてきますので、しっかりチェックしていきましょう。
関連キーワードの場合の広告文の書き方
基本的な考え方は検索ユーザーの目線に立つ事です。
ここでもライバル広告をチェックすることが有効です。
まずは、自分で何かの悩みを解決しようと思って、検索してみて下さい。
僕なら、薄毛ですので、「薄毛 治したい」と入力してみます。
余談ですが、薄毛の人の中には、ハゲとわかっていても、自分でハゲと言いたくない人も多いです。
「俺は、ハゲではなく、薄毛なんだ。」
そう思いたいわけです。
フサフサの人からすると、「どっちもハゲやん!」と思うかもしれませんが、当人にとっては全然違ったりします。
よく似た例でいうと、
デブと、ぽっちゃりの違いみたいなもんです。
こうしたちょっとした情報が、キーワード選定に差をつけます。
話しを戻しますね。
「薄毛 治したい」と入力すると、このような結果になりました。
圧倒的に目を引くのが、2番目の広告文です。
30から50代の男性3041人が選んだ | 2018年の効く育毛剤ランキングこれは反則すぎる!男性利用者がおすすめする、今、一番人気の発毛促進剤はコレだ
具体的な数字が入っているので、悩みを解決するための信ぴょう性の高い情報があるのかなと期待させてくれます。
他の広告はすべて発毛クリニックなので、興味をそそりません。
病院に行ってまで、治療しようとは今の段階では考えていません。
もし、発毛クリニックに行くことを決めていたら、
おそらく「薄毛 治療」と検索すると思います。
ちなみに「ハゲ 治したい」でも検索してみます。
3番目の広告を見て下さい。
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あの人気育毛剤プランテルが進化!独自配合比率による特許出願成分ペブプロミンα配合
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プランテルexという商品名が、広告文に入っています。
まだ、「ハゲを治したい」と方法を検討している段階で、いきなり特定商品の名前を出されると、どうしても売り込み臭くかんじてしまいます。
クリック率は、人気の育毛剤の情報提供をしてくれそうな2位と4位の広告文の方が高いはずです。
ユーザー目線に立つ事で、こうした微妙な違いが見えてきます。
広告文は悩み解決のcm
検索キーワードに対する答えが、クリック先のサイトにあると思わせられないと広告文としては失敗です。
「あなたの悩み解決の方法は、このサイトにありますよ~」
関連キーワードの広告文の書き方は、上記のようなメッセージを伝える事です。
「薄毛 治療」
「薄毛 原因」
「スカルプケア 評判」
「薄毛 予防」
「スカルプケア 最安」
ですので、キーワードごとに、ひとつひとつ広告文を変えていくのが面倒ですけど売上につながります。
*大変ですが、サイトも変える方が良いです。
まとめ
・商品名キーワードと、関連キーワードでは、広告文の書き方が違う
・商品名キーワードに対する広告文は、商品名を目立たせる事と、ライバル広告との差別化
・関連キーワードに対する広告文は、ユーザー目線、悩み解決のCMにすることを意識