第4章、あっけない転売の終焉、そして転職へ

順調にいくかと思えたAmazon転売ビジネス。
しかし、急に終わりを告げる事となります。

 

その原因となったのが、Amazonの規約変更。

 

Amazon転売ビジネスは、Amazonという大きなプラットフォームをお借りして商売をしています。
当然ながら、Amazonの意向には、従わなくてはなりません。

 

それは、僕も重々わかっています。
わかってはいるんですが、この時の規約変更は、とても従えるものではありませんでした。
簡単に言うと下記のような規約です。

 

”海外で事業する場合は、その国に会社がないとダメ。”

 

「日本の中小企業に勤める安月給のサラリーマンに、イギリスで会社を構えろと??」

 

そんなことできるわけもなく、しかたなく撤退する事に。
撤退を決めてから分かったことですが、実は全然利益が出ていなかったのです。
というか、大損。

 

炊飯器等の高額の商品を数個返品されるだけで、大打撃です。
グーグル翻訳だけでは、返品クレームの交渉は難しく、結局は、大幅にこちらが譲って事を収めることがほとんど。

 

また、Amazon転売ビジネスが、流行ったこともあり価格競争が激化。
本来は、海外のバイヤーと争うはずが、いつの間にか、海外で日本人同士が争う事に。

 

誰でもできるビジネスは、参入者が増え結局は価格競争になる

 

良い経験にはなりました。

 

しかし、その代償として、貯金はゼロ。
結局、もとのただの中小企業に勤める安月給のサラリーマンに戻る事へ。

 

すっかり、心が折れてしまいました。
抵抗する牙を抜かれて、再び社長親族に奴隷のようにこき使われる生活の始まりです。

「俺の人生なんて、こんなもの・・・」

これ以上ないほど、ネガティブな気持ちになっていた時に、1本の電話が!
この電話を取った事で、僕の人生は急展開を迎えます。

⇒第5章 新規事業立ち上げ、怒涛のビジネスマン

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