シンゴジラ見てきました。
率直な感想を言うと、すごい面白かったです。
実はゴジラシリーズを見るのは初めてです。
今回は、ダウンタウンの松ちゃんが、珍しく面白いと絶賛していたので興味を持ちました。
映画の内容自体は、日本にゴジラが上陸してきて、
それに対応する日本政府の対応を描くという、超シンプルな構造。
調理の仕方によっては、幼稚園の男の子が見るB級ヒーロー特撮になりかねない材料です。
そこを、一流の料理人が見事な料理に仕上げたという出来です。
面白さの理由は間違いなく「リアリティ」です。
映画を見ていない人は、「ゴジラが日本に上陸」という時点で、
リアリティなんてあるわけないと思うかもしれませんね。
でも、実際に見た人は、そうは思わないでしょう。
本当にゴジラがいるんじゃないか?
今は、いなくても、いつか襲ってくるんじゃないか?
そう思わせるには十分な映画でした。
ちなみに、リアリティを演出していたのは、映像技術ではありません。
どちらかと言うと、映像はいまひとつ・・・・
それでもリアルに感じられたのは、ゴジラ出現による政府の対応の細やかな描写です。
会議をしないと何も決められない。
マニュアルにない事は、どう対応していいかわからない。
責任をとりたくない。
いざ、想定外の事が起こると、まったく機能しなくなる政府の動きを見て、
映画を離れた、現実世界の事で考えても、不安を覚えてしまう臨場感があります。
おそらく、シンゴジラの上映後、映画館で、防災グッズを販売していたら、購入する人がいたでしょう。
感情が揺さぶられると、人は行動を起こします。
シンゴジラを見たことで、想定外の政府対応への不安を植え付けられたわけです。
これは、サイトアフィリのライティングで使えます。
ダイエットサプリを売る場合を例にします。
ストーリー仕立てで、サイト訪問者の感情を動かす事を意識します。
①デブでいじめられる毎日
②人生に絶望
③サプリを知る
④サプリを飲み続ける事でダイエットに成功。
⑤友達がたくさんできる
⑥かっこいい彼氏もできる
箇条書きすると、あまりにも単純なこの物語に、肉付していき、
リアリティを出していくことで、訪問者の感情が動きます。
売る事を意識せずに、感情を動かす事に注力する。
これがわかってくると、売上が伸びてきます。